トリキュラーは、排卵を抑制する低用量ピルでドイツのバイエル薬品が販売しています。
日本でも1987年から発売されており歴史のある低用量ピルです。
トリキュラーを日本で購入するには医師の処方せんが必要ですが、海外から通販を使って個人輸入することで手に入れることができます
トリキュラーを通販で購入することは自己責任で行う必要がありますが、手軽にかつ安価に購入できるメリットがあります。
また低用量ピルといえば避妊用に使われるものですが、副作用として身体のホルモンバランスを整えることで、ホルモンバランスの乱れに起因する症状や病気を改善することができます。

トリキュラーはニキビ改善にも効果がある

ニキビのある女性

トリキュラーは、レボノルゲストレルと呼ばれる黄体ホルモンとエチニルエストラジオールと呼ばれる卵胞ホルモンの2つの女性ホルモンが配合されています。
この2つの女性ホルモンによってホルモンバランスを整えることができるものです。
このためホルモン調整薬としても使われます。

一方でトリキュラーを使用することでニキビが改善する場合があります。
ニキビの原因そのものは毛穴の中でアクネ菌が繁殖することですが、アクネ菌が繁殖する理由としては皮脂が詰まることです。
このため清潔な状態に保つことが重要ですが、この皮脂が詰まりやすくなる原因がホルモンバランスの乱れです。
ニキビが青年期に多いのは、身体の成長とともにホルモンバランスが変化することによるものですが、大人になっても発生する場合にも同様の理由になります。
大人になればある程度は安定するのですが、生活習慣やストレスなどが原因で不安定となりニキビが発生しやすくなるものです。

トリキュラーをホルモン調節薬としても作用するので、服用すればニキビ改善にも効果があります。
この理由はホルモンの状態を正常化することで、特にエストロゲンの働きにより肌のコンディションを整えます。
ピルなどで女性ホルモンを補充しない場合には卵巣で作られていますが、この量は必ずしも安定しておらず、生活習慣やストレスで十分な量が供給されなくなることがしばしばあります。

その結果、生理周期に合わせてニキビが出やすくなってしまうものです。
トリキュラーを服用すれば生理周期によるエストロゲンの減少を抑えることができニキビ改善に効果を発揮します
このためホルモン調節薬としてニキビ治療にも使われるものです。

特にニキビ治療では、トリキュラーのほか抗菌薬や解熱鎮痛消炎剤と併用することで極めて効率よくニキビを改善することにも使うことができます。
またトリキュラーはニキビだけでなく肌の状態を整える効果もあるため、きれいな肌を保つことにもつなげることができます。
このためトリキュラーを服用することによって肌のコンディションを整えることができ、肌トラブルにも効果を得ることが可能です。
特にこれらの効果は避妊効果を得るよりも、単純に行うことができるので、避妊効果を求めない場合には服用サイクルも厳密に守らなくても済むメリットがあります

トリキュラーと飲み合わせに注意する薬

トリキュラーは日本では医師の処方せんがなければ手に入れることができません。
診察の際に薬の服用に関する指導を受けることができますし、飲み合わせの薬に関しても指導されます。

しかし、通販で購入した場合には自己責任で服用するためリスクが高いものです。
トリキュラーを服用している時は、飲み合わせに注意が必要ですが、注意しなければならない薬としては抗菌薬、解熱鎮痛消炎剤、ホルモン調節薬(副腎ステロイド)、三環系抗うつ薬などがあります。
これらを併用すると避妊効果が失われたり、逆に効き目が強く出るといったリスクが高まる場合があるので注意が必要です。

抗菌薬の中で影響があるのはテトラサイクリン系抗生物質・ペニシリン系抗生物質・抗結核薬で、これらを使用する際には、トリキュラーの使用を中止する必要があります。
一方で影響がないもののうち、抗菌薬にはマクロライド系抗生物質、セフェム系抗生物質、ニューキノロン系抗生物質が挙げられます。
解熱鎮痛消炎剤で影響のあるものはアセトアミノフェンのみで、他の解熱鎮痛消炎剤は影響がありません。
ホルモン調節薬は内服薬に関しては影響があり、特にステロイドと抗ヒスタミンは併用はできませんが、外用薬は影響がないため軟膏などは使用することができます。
三環系抗うつ薬も影響がありますが、その他の抗うつ薬は影響がありません。
これらの薬はクリニックで処方されるものですから、トリキュラーを飲んでいることを伝えれば影響のないものが処方されます。

一方で注意しなければならないのが市販薬です。
市販薬でもっとも身近な存在が解熱鎮痛消炎剤で、アセトアミノフェンを含んでいるものは注意が必要ですし、また漢方の一部は胃に負担をかけることがあり嘔吐する場合があります。
この時にトリキュラーの成分が十分に体内に吸収されないタイミングで吐いてしまうと、効果を得られなくなる可能性があるので注意が必要です。

その他に注意が必要なものには、サプリメントとして使われているセントジョーンズワートがあります。
セントジョーンズワートはセイヨウオトギリと呼ばれる植物でありハーブの一種ですが、気分を落ち着かせる薬効があることから抗うつ剤と同様の作用があり、このためトリキュラーと併用すると避妊効果を弱めることがあります。
手軽に使われているハーブですから、サプリメントを服用している場合にはこれが含まれていないことを確認する必要があります。

トリキュラーは高い避妊効果がある

トリキュラーはホルモン調節薬としても使われていますが、ほとんどのケースでは妊娠を阻止する避妊効果を期待して使われています。
トリキュラーを含めて低用量ピルは安全性が高く、また避妊効果も他の避妊方法と比べて高い効果があるとされています。
それは正しくピルを服用することによるものであり、用法用量を守らない場合には、避妊効果を得ることができません。
トリキュラーの避妊失敗率はデータによれば0.3%であり、このため用法用量を守ればもっとも高い避妊が期待でき、コンドームなどと組み合わせればほぼ100%の避妊率があります。
特に女性側で行える避妊方法であり、正しく使用していることで男女ともに負担が少なく妊娠を避けることができます。

ただ、たしかにトリキュラーを正しく服用した場合の避妊失敗率は0.3%ですが、現実のトリキュラーの避妊失敗率は高くなります。
避妊失敗率が高まる理由は、飲み方です。
トリキュラーを含めて、低用量ピルは服用するタイミングが厳しく決められてあり、毎日決まった時間に服用することが求められています。
この時に飲み忘れが発生すると、十分な避妊効果を得ることができなることがわかっています。
具体的には、12時間以内の飲み忘れは避妊効果への影響は小さいですが、それ以上となると効果が疑わしくなり、他の避妊方法を併用する必要があります。

また飲み忘れをすると不正出血の原因にもなります。
このためトリキュラーを服用し避妊効果を得たい場合には時間帯を厳守することが重要です。
ただしこれは避妊効果の話で、ニキビの改善などの場合にはかなりオーバーしても問題ないとされます。
この他にも、トリキュラーの効果を低下させる薬との併用も避妊失敗の原因になります。
トリキュラーで避妊効果を確実に得たい場合には、服用時間を厳守し、可能な限り服用する薬はトリキュラーのみにしておくことがポイントです。

トリキュラーの避妊効果が発生するのは、服用し始めたその日からと言われますが、これは生理初日に服用した場合です。
それ以外は、身体にトリキュラーの女性ホルモンの成分が行き渡るまでは十分な効果が得られない場合があり、注意が必要です。
特にはじめて飲む場合には注意が必要で、可能であれば2回目の服用から避妊効果を得られるものであると考えるのが妥当です。

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